災害で助かった命を守るために

熊本市・崇城大学と連携協定のもと進めた、令和7年度の検討会・ワーキンググループの成果として、熊本市車中泊避難者支援ガイドライン等が完成しました

平成28年熊本地震では、多くの市民が避難所への集中や屋内滞在への不安などを背景に、やむを得ず車中泊避難を選択しました。こうした過去の災害経験を踏まえ、車中泊避難者への支援のあり方を具体化するため、熊本市、崇城大学、Bosai Tech株式会社などの関係機関が連携しながら検討を進めてきました。

令和6年度には、熊本市車中泊避難等支援検討会を複数回開催し、熊本市における車中泊避難者支援の基本的な考え方や方向性について整理を進めました。

これを受け、令和7年度は、より実践的で市民に分かりやすい支援資料の整備を目標として、検討会およびワーキンググループを継続。その結果、熊本市の地域特性や熊本地震の教訓を踏まえた以下の文書が完成しました。

  • 熊本市車中泊避難者支援ガイドライン
  • 熊本市車中泊避難者支援ガイドライン(概要編)【くまもとモデル】車中泊避難ガイドライン
  • 熊本市車中泊避難マニュアル 避難者向け 事前準備編
  • 熊本市車中泊避難マニュアル 避難者向け 発災時避難編(車中泊避難場所内)

これらは、災害時に車中泊避難を余儀なくされる市民の安全確保と健康維持を支えるとともに、支援者と避難者が共通認識のもとで行動できるようにすることを目的としています。特に、平時からの備え、発災直後の適切な避難行動、車中泊避難場所における留意点などを整理し、実際の災害対応で活用しやすい内容となるよう検討しました。今回完成した各種ガイドライン・マニュアルは、その方針を具体的な形にした成果といえます。

熊本市公式ホームページ防災
車中泊避難を支援するためのガイドライン及びマニュアルを策定しました
https//www.city.kumamoto.jp/kiji00370044/

今後は、完成したガイドラインやマニュアルを普及し、訓練等への活用を進めることで、熊本市における車中泊避難者支援の強化を図ってまいります。

令和7年度 第12回熊本市車中泊避難等支援検討会の様子
令和7年度 第12回熊本市車中泊避難等支援検討会の様子